だいぶ前の話。

いつか飲食店を開けるといいな~と思いながら
できることを少しづつ積み重ねていた時、
KAZの実家で、祖父母の家を解体する話が持ち上がった。


「何だかもったいないよね。古民家カフェをやりたいな~」


という話から、KAZのご両親にカフェをやってもいいとOKをもらった。

ただし、祖父母の家ではなく、その隣に建っている ” 納屋 ” で。
納屋と言っても、私には十分すぎるほど、ツボ。

カフェ3

とはいえ、祖父が自力で増築を繰り返しているため図面がない。

カフェ2

それでも何十年も経っているこの納屋に魅力を感じないわけがない。



手前が祖父母の家、奥に少しだけ見えるのが ” 納屋 ”
とはいえ、祖父母の家は昨年春にすでに解体されている。

解体時には、カフェに使えそうなお宝を発掘するために
車で高速を使って2時間かけて何度も足を運んだ。

祖父母は昔ここでお店を営んでいた。
写真の反対側が道路に面していて、店舗になっている。

たばこ、塩、電池、
ろうそく、タオル、お菓子にアイスなどなど。
今で言う、いわるゆ ” コンビニ ” (笑)

このお店。
昔西部警察のロケで、舘ひろしがたばこを買うシーンで使われたそうだ。

天井

祖父母の家の天井は竹で編まれていて、すすで真っ黒だったが歴史を感じ
あらためて「もったいないな~」と感じた。

冷蔵庫2

祖父がオーダーして作ってもらったという冷蔵ショーケース。
これまたツボで、薄いピンクのモザイクタイルで仕上げてある。

修理して使いたいと言ったところ、
地面にくっついているから動かせないとの事で
残念ながら、家と一緒に解体されてしまった。

びん

祖母が大切にしていた ” びん ” は、今でいう ” ジャーポット ”
蓋にヒビが入っているが、リアルに古いものなのでピックアップ。

机

KAZの父が子どもの頃使っていた勉強机と祖父の座り机。
これも、もちろんピックアップ。
それといつのまにか、
KAZの母の手によってピックアップされている色んなもの達。(笑)



これは絶対に欲しかったもの。
店舗の真ん中にシンボル的にどーんと鎮座していた大きな棚。
上下が分かれるため、妄想が膨らむ。


わが家には複数のねこがいるからなのか、
そんな事、一度も言ったことはないのに、
KAZの父は、なぜか猫カフェをやると思っている。
ねこ好きの父が嬉しそうに話しているのを見ると、ちょっと可愛い。

もう一度いうが、猫カフェをやるとは一度も言ったことがない。


建築をかじった私たちは、時間をかけて自力で改装をするつもりだ。
しかし、いつ手をつけ始められるのかは、謎。


いっそ引っ越してしまおうかって話にもなるが、
KAZの実家近くに動物病院が無い。

糖尿病と体調不良で通院中の猫を最優先したいので、
その課題をクリアできるまで、カフェ計画は無期限休止中。





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