誰もがクリエイターになれる時代に!?   



11
29日、東京・表参道にあるGalaxy HARAJUKUで、Adobe Premiere Rush”および“Galaxy S10/S10+最新製品説明&メディア限定トークイベント『令和元年“1億総クリエイター時代”の到来!?』が行われました。

1
私は日頃、親バカ的に“ただひたすら可愛いだけの猫動画”を撮りまくっています。

猫仲間でも「Premiere Proよりもう少し動画をサクッと編集できるアプリがあるらしい」という話はしていたけど、半世紀超のオバハンには“動画編集”と聞くだけでハードルが高く見えていました。それでも「これからは動画の時代!」と考えているのです。
 
2

Premiere Rushってどんなアプリ? 


昨年10月にiOS版がリリースされたPremiere Rush。以前Adobe動画制作ワークショップでPremiere Proを使ってスマホでの動画作り体験したのですが、「Premiere Proは機能が多すぎてちょっとムズいかも」と思っている方にもPremiere Rushはオススメできそうな動画アプリです。そして今回Android版 Premiere Rushがリリースされました。
 
7
アドビシステムクリエイティブクラウドマーケティング マネージャー 田中玲子さん

スマホギャラリー内の素材を使って編集するのはもちろんですが、Premiere Rushで直接動画撮影、更にISOや露光量、フォーカスなどの調整もできる上、そのまま編集ができてしまうのはありがたい!しかも動画でフォーカスロックができるのも嬉しい機能です。

また、オーディオ編集もできるのですが、中でも動画内に入ってしまているノイズを小さくしてくれる「ノイズの軽減」機能や、BGMを入れた際に動画の声が聞こえなくなってしまう箇所をワンタップでボリューム調整してくれる「自動ダッキング」機能も。

クラウドでの素材共有と互換性の良さ 


Premiere Rushはクラウドですべての素材を共有することができるので、例えばスマホやタブレットを使って外出先で編集したものを、家のPCで編集することも可能。また、Premiere Rushで編集したものをPremiere Proに持っていくことができたり、書き出しからYouTubeやインスタグラムに投稿もできるんです。「サクッと動画編集してインスタにあげたい!」なんていう人にはもってこいではないでしょうか。


8

また、タイトル編集もPremiere Rushにはたくさんのモーショングラフィックステンプレートが入っていますが、Adobe Stockのテンプレートも使うことができるんです。

更にPremiere Rushには、今回日本向けに作られたテンプレートがあって、集中線や吹き出しは、猫飼いとして動画編集にはうれしいテンプレートです。
 
9

最も感動した機能 


中でも私が最も感動したのは、横長だったり縦長だったりとアスペクト比が異なるSNSに対して、Premiere Rushは編集で縦長、横長、横正方形が選べるという点。例えば横長で端にタイトルを入れたものを正方形にした場合、タイトルの位置を中に入れるなど考えてアスペクト比を変えてくれるという優れた機能があるんです。

詳しい人には簡単かもしれないけれど、編集が苦手な私にとってはどれも難しい作業ばかり。Premiere Rushはそれを簡単にやってくれる、まさに“かゆい所に手がとどく動画編集アプリ”といった印象でした。

Galaxy最新機種 S10/S10+

私は発売当初からのiPhoneユーザー。なので、今回発表のGalaxy最新機種 S10/S10+がいったいどんなものなのか詳しく聞くことができると思い、興味しかありませんでした。
 
02
サムスン電子ジャパン プロダクトグループ 大越一博さん

今回1番気になっていたのは、やっぱりカメラ。

2

Galaxy S10/S10+は、超広角・広角・望遠を撮影できる「トリプルカメラ」を搭載。また、ユーザーが特に意識せず被写体にカメラを向けるだけで、そのシーンが何なのかを判別してそれに最適なカラートーンに自動で仕上げてくれる「シーン判別機能」、そしてシーンとオブジェクトを判別して最適な構図をガイドしてくれる「撮影ガイド機能」も。

デュアルアパーチャーレンズ(可変絞りレンズ)

F値、2.4と1.5を周りの環境に合わせて自動で変えられる機能がついています。
F1.5はスマホカメラの中で最も明るい絞りだそうで、暗い場所でも鮮やかな写真が撮れるようです。 

1

2倍光学ズーム

光学ズームなので画質の劣化なくズームができます。

これは遠いもの大きく撮るだけでなく、インスタ映えするスイーツ写真など「影なくキレイに寄った写真が撮りたい」時、ちょっと離れたところから撮るのにオススメの機能です。

3

4

超広角レンズ

約123°と“人間の視界とほぼ同等の視野角”を備えていて、見たものそのままを切り取ることができる超広角レンズ。旅先や観光地で全景が撮れなかったという経験はみなさんあると思いますが、そんな時にこれがあれば全景を撮ることもできるんです。これがあればいちいち取り付けるスマホ用レンズがいらない!

5

6

この時点でめちゃくちゃ欲しくなってる私。

撮影ガイド機能

シーンとオブジェクトを判別して最適な構図をガイドしてくれるという機能です。

シーン判別機能

ドリンク、フェイス、キャット、ドッグ、アニマル、スカイなど、カメラを向けるだけで約30ものシーンを自動で判別して最適なカラーにしてくれる機能です。例えば靴を撮っても女性用のパンプス、スニーカー革靴などの判別もするそうです。

Galaxy S10/S10+は動画もすごい

スマートフォンとしては初めてHDR10+に対応。従来の画質よりも非常に鮮やかに録画することができます。

動画も対応“スーパー手ぶれ補正”

超広角レンズで動画撮影をして、手ぶれが目立ちやすい外側のフレームを一部切り取って中心部だけを抽出。それによりアクションカメラ並みの手ぶれ補正を実現。

例えば子供の運動会にスーパー手ぶれ補正動画の超広角で全体を撮ったり、光学ズームで寄って撮ったり。これだけの機能がスマホに備わっていれば、もう大きな「カメラ」はいらない時代かもしれません。

iPhone7を使用中の私はそろそろ次のiPhoneに買い替えを考えていたのですが、ねこ動画を撮るにもスーパー手ぶれ補正は大活躍してくれそう!カメラとしてGalaxy S10/S10+がものすごく欲しくなりました。

今後の動画の世界はどうなるか

最後は、動画制作会社 ワンメディア株式会社 代表取締役/CEO 明石ガクトさんとYouTuberとして超人気のSNSアーティストあさぎーにょさんによるトークセッション『令和元年“1億総クリエイター時代”の到来!?』
 
10

「昔はデバイスのハードルがめちゃ高くて、DVテープの時代は60分の映像を撮ると、それを読み込んで編集するのに60分かかりました。撮影とかは“よーし!やるぞ!”と円陣組んで臨むという、そんな感じでした。」と話し、昔は気軽に動画編集もできなかったと明石ガクトさん。

誰でも手軽に動画が政策ができる時代になった今

ー どう差別化をしていくか ー

010

「気軽に作れる時代になったということは、逆に自分らしいもの追求できる道具が必要なんじゃないか。」と、明石ガクトさん。

続けて「こだわる人ほど最初の一本目が勇気がなくて出せない。ハッキリ言って、出さないといつまでたっても自分っぽいやつはできないですよね」

「スポーツえ言えば千本ノック。カッコ悪いと思っても出す。それには“撮って・作って・出す”までのハードルが低いツールは必要だと思っています。」と話します。

011
広角レンズ一眼を購入したらしいあさぎーにょさんは、GalaxyS10/S10+について「広角にびっくりしました!」

「あんなのが撮れちゃったらカメラいらなくなっちゃいますよね」と。

うんうん!私もそう思う!そして欲しい!今はちびっこだって、TikTokやYouTubeをやっちゃう時代。

また、あさぎーにょさんは“自分らしさを出すにはどうしたらいいか”と聞かれることが多いらしく、それに対し「自分らしさを出せる隙はあるし、ジャンルや見せ方はまだまだいっぱいあるから、気にせずめっちゃ出しまくって欲しいです」と話します。

そんなおふたりの話を聞いて、“自分らしいものを作る”って、一生懸命考えてできるものじゃないんだと思いました。

11

私の父は92才ですが、iPhoneユーザーで毎日欠かさずスマホゲームを楽しんでいます。今回の動画イベントの話をしたら「とても興味がある」と言っていました。動画は「観る楽しみ」から「作る楽しみ」へと変わりつつある昨今。これからどんな新しいものが生まれてくるのか、92才の父とともに私もとても楽しみです。

父も動画を作っちゃうかも?私も自分が笑える動画を作りたい!笑




過去に参加したAdobeイベント





bnrcat_1

bnr

2

btn_blogranking_sora