この記事を絵日記ブログに書いて2年以上経ちましたが、実は今でもたまに検索で来てくれるんです。

先日Adobe frescoのプレリリースユーザーに選んでいただいたこの機会に『Apple Pencil』と『鉛筆』の違いの検証を、あらためてこちらのブログに加筆修正して投稿します。

2016年のクリスマスと誕生日プレゼントを兼ねてKAZさんから頂いたiPad ProとApple Pencil。

現在は新しいiPad Proも出ているので、この記事は「初代iPad Pro」と「初代Apple Pencil」の検証ということになります。

私より先に試すいっくん。
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当時、このiPad Pro 12.9について、サイズや使用感をよく聞かれました。

まず、私がiPadを入手する前の環境は
● MacBook Pro13インチ
● iPhone7
 
PCではIllustratorとPhotoshopをメインで使いお絵かきはiPhone7に描いていました。

iPad Proの大きい方とMacBook Pro13インチのサイズ比較はこんな感じ。
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液晶の縦横比が若干違う程度でほとんど差はありません。
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PCを買うか、iPad Proを買うか迷っているという相談をされる事があるのですが個人的にはPCとiPadは別物という認識で、長い間PCを使っていたせいかお絵かき以外はPCの方が色々と扱いやすいと思っています。

私にとってiPad Proは大きなスマホという感じなのでご検討される方はどんな作業をするかによってPCかiPadかを選ぶのがいいのではないかと思います。

さて、前置きはこのくらいにして、ここからが本題( ̄▽ ̄)b

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私がiPad Proをもらった日、開梱して最初に「純正メモ」で絵を描いてみた。
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私がiPad Proで試したかった事は『Apple Pencilで絵を描く』ということ。

Apple Store表参道でApple Pencilを初めて使った時、実際に紙に描いた絵と描き味や質感、仕上がりがどれくらい違うのかとにかく試したいと思った。

めでたくiPad Proが手元に来て、大学時代に授業で描いた絵を引っ張り出して来た。

これは画用紙に色鉛筆で書いた絵をケントボードに貼っている。

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古いからシワが寄っちゃってる〜。

MediBang Paintという無料アプリを使い『鉛筆』0.1〜0.5を使い分けて刺客にも負けず、この絵の模写ってみた。 
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鉛筆の0.1〜0.5を使ったのは
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できるだけ元の絵に近い環境で
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仕上げたいと思い
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ペンやベタ塗りは使わずひたすら塗り続けてみた。
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キリがないのでこの辺でやめてみた。
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並べてみると、こんな感じ。

当たり前なんだけど紙に描く絵とiPad Proで描く絵は似ているけれど全然違うということが分かった。

紙には紙の良さがあって、iPadにはiPadの良さがある。どっちがいいかは比べられないという結果に至る。

これは使う趣旨によってはPCとiPadが比べられないのと同じ感覚かもしれない。

色をつけない鉛筆だけの絵も比べてみた。
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左:PadPro   右:紙
縫い目とか超適当 (;゚∇゚)ノ
でも色をつけないと、更に手書きっぽい。

絶対的に違う点は、当たり前だけどiPadは消しゴムのカスは出ないし手が汚れないところ。

紙だと鉛で手が真っ黒になるのね。
でも、私はそれも好きだったりする。

iPadは紙みたいにくるくる向きを変えて色を塗ったり描くのが、ちょっとアレ。

アプリの操作とか難しいことは抜きにして感覚的に紙と鉛筆を持ったように使うとどんな違いがあるのか試したかった。

アプリを使いこなせる人ならもっともっと世界も広がるんだろうな〜。

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この記事を書いてから早2年5ヶ月。

現在も変わらず同じスペックで絵を描いていますが、お世話になっているAdobeさまより、Adobe frescoのプレリリースユーザーに選んでいただいたので、毎日描いている絵日記ブログのキャラクターをAdobe frescoの水彩で試し描きしてみました。

プレリリースユーザーの期間は限られていますが、このアプリを使ってもうちょっと違う感じの絵も描いてみようと思います。
 

 
 
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ゆるゆる絵日記、お召し上がりください。
bnr
LIMIAでも記事書いてます(*゚▽゚)ノ
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